WordPress 運用に必要なPHPの設定が簡単
レンタルサーバを利用して WordPress を運用する場合、気になるのがPHP周りの設定とセキュリティ面ですよね。
PHPに関しては、前回のブログの内容でもあるバージョン問題とファイルのアップロードサイズ設定に直面します。
ファイルのアップロードサイズ問題は、WordPressから記事や固定ページを作成する際、「メディアを追加」から画像をアップロードする際に、出くわします。
このWordPressのアップロードサイズを変更するには以下の3つの方法があります。
1. php.iniでの設定(root権限が必要)
2. .htaccessでの設定
3. WordPressのコアファイルでの設定
ただし、WordPressのコアファイルの設定は、PHPを熟知した人でないとページが真っ白になり、すべてのページが壊れてしまう可能性があります。
ですので、通常なら php.ini の設定を変えるか、.htaccessで設定を行うことになります。
とは言っても php.iniはroot権限でアクセスできないと修正できないファイルですし、同じサーバに同居するすべてのドメインに影響が出るものです。
.htaccessもWoadPressを使う上で重要な役割を果たすファイルですので、ちょっと間違った記述をしてしまうと、WordPressの管理画面にアクセスできなくなったりしてしまいます。
結局、どれもちゃんとした知識がないと直接いじるのはこわいものです。
Googleで検索すると、.htaccessかphp.iniにたった数行追加すればこの問題が解決できると書いてあるのに、他に影響が出てしまうのがこわくて、もしくは不安で改善できない。
はい!こんな問題を解決してくれるのもPleskです。
Pleskなら管理画面からこの追加する数行を記述してOKするだけです。
それでは、この方法について説明していきます。
Pleskにログインして、管理しているドメインの画面から「php設定」を選択します。
設定画面が開いたら一番下までスクロールして追加情報を入力します。
memory_limit = ●M
post_max_size = ●M
upload_max_filesize = ●M
これだけです。
実に安心で簡単ですね。
前回もご案内しましたが、PHPのバージョンをドメイン毎に変更することもできます。
ステージング機能と合わせて、PHPのアップデート検証と本番環境への反映が簡単に行えます。
ほんとうに便利ですよね。
これ以外にも、
WordPressのセキュリティチェックとアップデート、
メンテナンスモードやその他の便利機能がたくさんあるので、次回またご紹介します。