送ったメールが spam 判定。メールが届かない原因はIPアドレスかも。
先日、送ったメールが「Undelivered Mail Returned to Sender」で戻ってきてしまった。
エラーメールの本文を見ると
Client host [***.***.***.***] blocked
using Spamhaus. To request removal from this list see
https://www.spamhaus.org/query/ip/***.***.***.*** AS(1440) (in reply to RCPT
TO command)
単純にスパムメールのブラックリストに入っているので、メールを配送できませんってことですね。
これ、Plesk の Rbl Check という拡張機能を使うと、すぐに確認ができます。
簡単に、迷惑メールのブラックリストに入ってしまっているかどうかがチェックできます。
Details をクリックすると該当するブラックリストのサイトに飛びます。
そこで再検索すると、ブラックリストに掲載されてしまった原因を確認することができます。
よくあるのが逆引き設定がされていないとか、アカウントが乗っ取られ大量メールが送信されているとか、いずれにしても対処すればどうにかなるのですが・・・
非常に危険な状態をイメージさせる画面ですが、
内容もやはり恐ろしいものでした。
「最悪の犯罪者アラート」ということで、クラスCでブラックリストです。
これでは、いちサーバー管理者では対処のしようがありません。
対象がひとつの IP アドレスではなく、ネットワークという範囲の話なのですから、ネットワークの中にだれか一人でも「最悪の犯罪者アラート」に属する人がいたらアウトです。
※Plesk マイグレーション機能を使って別のネットワークに移すことにします。
ちなみにこのツール。
スケジュールを設定して、定期的にスパムメールのブラックリストをチェックすることもできます。
重要なメールがいきなり先方に届かなくなってしまっては困りますよね。
そんな時、予め分かっていればいくらでも対処のしようがありますが、知らずにいたら大切なビジネスの機会を逃してしまうことになります。
安いからといって、何も考えずサービスを使ってしまうと、こういったトラブルの対処の際に困りますよね。
正直な話ですが、安いサービスではコストを下げるための様々な工夫をしているものです。その「工夫」が利用者側のリスクになる場合もあります。
サービス運用側のそのスタンスをちゃんと調べて、安心できるサーバーの運用を「工夫」していみてください。
【編集後記】
本日、新型コロナウィルス感染症対応の医療関係者に敬意と感謝を込めて、
「ブルーインパルス」が都心上空飛行を実施しました。
見渡すビルの窓やベランダには、一目見ようと多くの人たちが空を見上げていましたね。
様々な環境におかれた人たちが、様々な思いを込めて同じ空を見上げていた。
これから社会や仕事、生活環境が大きく変わっていくと思います。
その中でこの環境変化を支えていくことに携わっていきたいと思います。
ご苦労されていらっしゃる方も多くいると思いますが、いっしょに頑張っていきましょう。