WordPress Toolkit のリモート管理機能

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WordPress Toolkit のリモート管理機能

みなさんはご存知でしたでしょうか?
Plesk(プレスク)の WordPress(ワードプレス)を簡単に管理できる WordPress Toolkit(ツールキット)には、リモート管理機能がベータ版ではありますが、すでに標準搭載されております。

Plesk にログイン後、左メニューの WordPress をクリックすると、WordPress Toolkit の設定画面が開きます。
画面上部の一番左に「サーバ [ベータ] 」というメニューがありますが、これが WordPress のリモート管理機能です。

そもそも Plesk WoodPress Toolkit の良さは、セキュリティ管理・バージョン管理・ステージング機能に象徴される運用管理の利便性高さです。
しかし、リモート管理機能には、リモートが故に「できない」機能があります。
やはり本来であれば、Plesk サーバ上で管理するのが一番のようです。

WordPress Toolkit の画面を見ながら、Plesk サーバの内とリモートとの機能の違いを見ていきます。

まず、通常の Plesk サーバ内の WordPress Toolkit

次に、Plesk からリモートで接続した WordPress Toolkit の管理画面

「ツール」と記載のある機能がまるっと消えていますね。
ファイルマネージャ・データをコピー・複製・バックアップ/復元
ここにある「複製」と「データをコピー」というのは、ステージングサイトを作って、問題なければ本番サイトを上書きすることができる機能です。

また、パスワード保護とSmart Updateも機能が消えてしまっていますね。
細かい部分ですが、「 セキュリティステータス 」と「 アップデート 」で管理できる項目にも差があります。

こういった違いから、リモートで管理できる機能は限定的なもので、状態の把握には役立ちますが、運用となるとやはり Plesk サーバでの利用が最適だと思います。

Pleskには、WordPress 環境も簡単に移行できるマイグレーションツールという機能も搭載されているので、将来のことを考えると、早めに環境を整えておいた方が良いかもしれませんね。